行く人、残す夢。


3月も下旬になり勤め先でも送別会が続きます。
お話をお伺いすると、昭和50年、51年入社組で、当時中学生だった自分からすればただただ恐れ入るばかり。

何事もなく勤め上げることができました。

こう言って自分も卒業したいのですが、後10年は無限に近いくらいの長い時間的距離を感じます。

あちこちを周り、気がついたら40年過ぎましたと、何もできませんでしたとの先達の言葉に、自分が若い時には感じなかった実感、共感のようなものを感じるようになりました。

あれやった、これやった、みたいな他者に語り得るイベントもなく、日々あちこちから出されるクイズに答えるうちに、歳を重ねてしまったような気がします。

地道に仕事を積み重ね、部下を育てとしているうちに、あっという間に過ぎた32年。家族よりも長い時間を共に過ごす職場の人間関係に鍛えられ支えられてきました。

かなり昔の話ですがワークスの記事で、勤め人が持っている世代を超えて繋いでいく夢の話が出ていました。自分の代ではできなかったことを次の世代に託そうという話です。

そういう大きい夢を持てず、日々をやり過ごし、寝たふり、死んだふりもしつつ、小さく生きている自らを省みると、我ながら小市民だなと思います。

次世代に残せる夢、残りの勤め人人生で作ることができるのでしょうか。わかりません。