青くて痛くて脆い・住野よる

本を読み終えたら更新する人、けーすけ(@sanaginagisa555)です。

本を読了したら、その時の思いに任せて駄文を生み出していくマシーンです。

駄文の前にあらすじへ。

あらすじ
人に不用意に近づきすぎないことを心情にしていた大学1年生の春、僕は秋好寿乃に出会った。空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて
、けれど誰よりも純粋だった彼女。秋好の理想と情熱に感化され、僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社を結成した。
それから3年。あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。僕の心には、彼女がついた嘘が棘のように刺さっていた。
「僕が、秋好が残した嘘を、本当に変える」
それは僕にとって、世間への叛逆を意味していた。

店頭でこの本を見た時に即決で購入したため、このあらすじを見るのはこれを書いている今が初めてである。作者買い、あると思います!!

今あらすじを読むと、なるほどな!となる反面、なる……ほど……?ともなる。

というか、ここから想像できる内容と、実際の内容が乖離しすぎてる気がする。

大事なのはあらすじではなく、タイトルこそ大事である。

全ての内容がタイトルに詰まっている。要するに、青くて、痛くて、脆いのである。さらに言えば、”何が”青くて、”何が”痛くて、”何が”脆いのか、を考えていくと捗ることだろう。

青から連想されるものを考えていけば自ずと答えに行き尽くし、痛いものはあらすじにも紛れ込んでいる。そして最後に、脆いのである。壊れないものはなくて、きっといつか壊れてしまう、脆いのだ。何が脆いのかは読んでいけば分かる。

僕ら、その季節を忘れないまま大人になる。

大学生は、大人と子供の間にあるように思える。子供のように自由であるが、大人になるまでの猶予期間。それが大学生のイメージだ。

その猶予期間が終わった瞬間、大人になるのだ。そして、その季節は棘のように心に残る。

小説の主人公は僕であるが、僕らとは誰のことを指すのだろうか。それは本の中の登場人物たちかも知れないし、読んでいる私達であるかも知れない。私達にもきっと、忘れられない季節があるのだ。

 

次の本を読み終わったらお会いしましょう、けーすけでした。